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映画倶楽部 in VOICE WAVE
パーソナリティー   アシスタント
鈴木ダイ 落合由佳
鈴木ダイ
鈴木ダイ
千葉県松戸市出身
ラジオ日本『ミュージック・パワーステーション』
月〜木曜日レギュラー出演中
趣味:観戦、プレーともにサッカー、MTB、キャンプ
  東京都出身
現役大学生(学習院大学法学部在学中)

映画川柳応募作品から番組独自に、金賞・銀賞を決定!

映画検定1級ホルダーによる座談会
<参加者> 松沢千恵美、松崎まこと、松崎健夫、三浦裕太、宮川直美
<第1回>
はじめまして!映画倶楽部です。
<第2回>
映画検定1級ホルダーが選ぶベスト作品は?
<第3回>
映画を観る本数のノルマって?
<第4回>
シルバーウイークって、いつから?
<第5回>
潜水艦の映画を見ていれば・・・?
<第6回>
あれ、もしかして感覚は一緒?
<第7回>
学園祭の思い出は・・・
<第8回>
エンドロールは最後まで見るか?
<第9回>
時代とともにスケールが変化!?
<第10回>
順序が変われば気分も変わる
<第11回>
ジェイソンは現れる?
<第12回>
コピーがみんなの共通語だった
<第13回>
クリスマスに合コン?
<第14回>
やっとメールが届いた!?
<第15回>
映画タイトルで、ここまで語る!?
<第16回>
フルマラソンに挑戦!?
<第17回>
メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!
<第18回>
無言はダメです!
<第19回>
ファン感謝デー?
<第20回>
今回は役割が入れ変わり?
<第21回>
切れ味抜群?
<第22回>
まずは観てみよう!
<第23回>
どんどんズレていく!?
<第24回>
訳わかんないよ~
<第25回>
サクラサク!
<第26回>
やっぱり違う!
<第27回>
川柳のパワーはすごい!
<第28回>
意外に批判的な視点が多い?
<第29回>
試写会に行きたかった!


〜Twitterについて語る〜(5月14日更新)

<参加者>松沢千恵美、松崎まこと、松崎健夫、三浦裕太
<司会>掛尾良夫

掛尾
twitterというのが、どこまで話題に上るか、盛り上がるか分かんないんですけど、映画とtwitterについて話したいと思います。先日、twitterに関しての提案があってですね、大胆なことに映画館の中で携帯を使うという提案をしようじゃないかという、で、ファミレスに喫煙席や禁煙席があるように・・・。
松沢
ブースを分けて。
掛尾
後列3席携帯自由という、喋っちゃいけないんですよ。メールだけやれるということをね、やったらどうかということがあって。それはさておき、映画とtwitterって何か繋がるものがあるのか?
松崎ま
結構相性良いなと思っている、いくつか側面あるんです。観た後にtwitterだと140字くらいでバッと生の感想が上がるじゃないですか。そうすると人が長々書いてるブログって、なかなか読みたくないないですよね、滅多なことがない限り。140字ぐらいでまとめると、書枯れてるのはポイントだけになるから、人の感想として割と分かりやすい。もちろんその人が信用おけるっていう前提だけど。あと、twitterって結局自分がフォローした人の書き込みしか見ないから、結局フォロー・フォロアーの関係でいくと、趣味の近い人とやるようになってくるんですよね。そうすると、例えば「あれ、あの映画何だったけ、分かんねーなって」って書き込むと、すぐ答えが返ってくる。
松崎健
うんうん。
松崎ま
そういう面白さをすごく今感じてて・・・。でね、そうするといつの間にか、元シネカノンの社員だったりとか、映画ライターの人だったりとかと結構やりとりやるようになっちゃってるから、僕的には面白いですね、非常に。あとね、一つあったのが『hungover』っていう映画がアメリカで大ヒットしたけど、日本では未公開でDVDストレートになる事がもう決まってたんですよね、一回。でもtwitter中心で署名運動やって、日本での劇場公開決まったんですよ。
松崎健
素晴らしい。
松崎ま
そういうのが出来るんだなと、ちょっと思いましたね。
掛尾
『午前十時の映画祭』っていうのがあって、非常に好調なスタートをしたんです。予想を超える動員だったんですけど、アンケートを見ると、ものすごい映画ファンなんですよ皆さん。
松崎ま
へー。
掛尾
年に50本から100本くらい観る人が約8パーセントで、100本以上観るっていう人も8パーセントっていう。
松崎ま
恐ろしい話ですね(笑)
掛尾
古典を上映することによって、若い新しい観客を引き入れようとしたのが、結局、映画ファンの為の感謝上映会みたいになってるというのが現状なんです。で、いろんなデータの中ですごい驚いたことが、来場者に「誰と来ましたか?」っていうデータで、「一人」っていうのが62パーセント。」
松崎ま
うわー!
掛尾
年に30本、40本以上観るような人たちっていうのは、基本的に(作品に)ガタガタ言う。周りの人が一緒についていってくれないわけですよ、そういう人は。
松崎ま
わっはっは。
松沢
ついてってくれない!
掛尾
僕も人と映画観るのって気を使ってうっとうしいから、一人で観る方が楽なんですね。でそこで何故twitterの話に戻るかっていうと、そうやって観た後にね、こう誰かと軽く繋がりたいなって思ったときに・・・ディープな映画ファン程、観た後何か言いたい時に、twitterってすごくいいのかなと。
松崎ま
そうですね。よくマスコミ試写なんかでよくあるんですけど、(試写会後に)「あれ、会場いたんだ」って。顔も知らないから分からないけどtwitterでやり取りしてる状況があったりとか、結構面白いんですよね、そういうの。
松崎健
映画データベースのサイトっていくつかあるじゃないですか、キネ旬もありますけど。で、そこに感想書けますよね、短く。皆、そこに行って書くのが多分めんどくさいから書きこまないんだけど、twitterと連動するシステムを作れば・・・。
松沢
おー、なるほど。
松崎健
数多くのいろんな感想が出てきて、そこに(本気で)書き込む人の感想だけじゃなくて、ほんとにフラッと見ての感想だったり、「面白くない」でも「腹立ったなう」とかでもいいじゃないですか。そういうことでもいいから、感想を数や比率を見ればこの映画、こういう風に思った人が多いんだなって分かると思うので。そういう仕組みを作ればいいんじゃないですか。
松崎ま
ハッシュタグ作っちゃえば、例えばシャープに『ハート・ロッカー』ってやっちゃって(#hurtlocker)、ケツにつければそれに関する書き込みは一斉に検索できるんですよ。
松沢
へー、そうなんだ。
松崎ま
だから、それを習慣づけてやっていけば、いろんな作品の検索できるはずなんですよ。玉石混合だとは思うけど、システム的にはできるんですよね、そこは。
松崎健
情報って積み重ねだったり量が溜まることによって意味が出てくるので、誰かが友達の間だけでこう交信してることってもったいない気がするんですよ。探し出さないと分かんないじゃないですか。
掛尾
何かその、そういうムード感っていうのは、小泉さんの郵政民営化反対の時に一気に流れた雰囲気とか、民主党の政権が出来た時とかじゃないんだけど、何か、すごく極端に流れるっていうことがあるじゃないですか。
松崎ま
それはあるかもしれないですけどね。yahoo!の映画評って役に立たないですからね、全然。
松沢
役に立たない映画評たくさんありますよね。
松崎ま
役に立たないのに限って、たくさん書き込んでやがって。
一同笑

〜こういう事をつぶやけば〜

松崎健
twitterもそこは危ないですよね。「面白くない」という短い言葉で終わってしまうので、一気にその言葉に走ったら、皆がそのことに対してしか言わなくなる。
松崎ま
だから、そういうところは信用できる映画人を見つけていく、そういう仲間を見つけていくっていうのが結構大切な気がしてて。でないと、使えない情報が積み上がっていくっていうのが事実だから。まあ、ある程度やっていかないと分かんないですけどね。
掛尾
まあtwitterは署名性があるから、ある程度パソコンと違う、どっかで信用がなくなれば消えていくっていう部分があると思うんですね。
松崎ま
結構面白かったのがこの前、ある映画ライターの人が「『息もできない』すごく良い」って言ってて。僕も「そう思います」ってちょっとやりとりしてたら、それ見てたテレビ東京のシネマ通信の関係者の人が、自分は観てないけどこの二人が良いって言ってんだから良いだろうって判断して、番組スタッフに『息もできない』見させたら、みんな「良い」って言うから、そのまま特集やっちゃったていう話があって。そういう良い有機的な関係性ってできるんだなっていうのを実感したんですよ。もちろんそれは。僕もあの映画大好きだから“お客、入って欲しい“って思った事もあるんですけどね。でもきっと逆に走るケースもあると思うけど、もう一回りしてみないと分かんないなと。実際どんな所にもいるんだけど、見ず知らずの人に攻撃的にかかってくる人が絶対いますから。自分と違う映画の見方が許せないみたいな人いるじゃない。そんなこと言ってたら僕と三浦君なんか絶対仲悪くなっちゃうから(笑)
三浦
そうですね(笑)
松崎健
そうですねって!
松沢
認めちゃった!
松崎ま
松崎(健)さんがさっき言った“面白い”“面白くない”ってだけじゃないじゃないですか。面白くないって書いた理由が、自分は面白いと思ったけど、この人はここが面白くないっていうのが、読みとれたら「なるほど、こういう見方もあるんだな」ってのもありますよね。ただ『ハート・ロッカー』のことを戦意高揚のプロパガンダ映画と断じてるのがあって、この前びっくりしたんですよね。どこを見るとそういう風になるのか全然意味が分かんなくて。
松崎健
ほんといろんな見方する人がいるんだなと思うことありますよね。この間見たのでは「パンフレットを売ってない映画は、映画と認めない」って書いてる人がいて。
松沢
最近多いんですよね、こういうご時世だから。
松崎健
何の映画?
松崎ま
『バッド・ルーテナント』
三浦
『バッド・ルーテナント』売ってないんすか?
松崎ま
あれ、どこでやってるんだっけ?
三浦
恵比寿ガーデン。
松崎ま
あそこでやってんのにプログラム出てないんだ!すごいなあ。映画面白かったの?・・・あ、黙った。
松沢
あたし、気にはなってるけど、観る勇気がない。
松崎健
元の映画が元の映画で、作りなおしてもまぁ・・・。
松沢
だってヘルツォークだよ
松崎ま
あれ、(オリジナルは)アベル・フェラーラだよね。何で、ヘルツォークなの?
松崎健
結構別ものなんですよ。別ものなんですけど、元が良くない映画はいくら誰がやっても・・・。
一同笑
松沢
何故、ヘルツォークが作ろうと思ったんだろう?
松崎健
クリスチャン・ベール主演のベトナム戦争ものとかも撮ってんですよ。何とかからの帰還、地獄からの帰還、何だっけ?
三浦
戦場からの…
松崎健
『戦場からの脱出』、B級映画じゃないですか、完全に。
松崎ま
どうしたの?
松崎健
『アギーレ』のあの感じは、どこに行ったのか。
松崎ま
アメリカに移っちゃったんだよね。
松沢
だからじゃない?なんて。
松崎健
いや、それでも何でB級映画なのか
松崎ま
ニュー・ジャーマン・シネマの雄がどうしちゃったの。
松沢
どうしちゃったの、ほんとに。
松崎ま
そういえば、全然関係ないけど、『誰かが私にキスをした』っていう映画を観たら、松山ケンイチがファスビンダーのファンっていう設定があって。
一同笑
松崎ま
ファスビンダーの映画を堀北真希に見せて喜ぶっていうシーンがあるんだけど、何だ?、って思う。
松沢
唐突なファスビンダー
松崎ま
『マリア・ブラウンの結婚』なんかを見せてんですよ。でも、全然何の意味も成してこないから、すごいなこれと思って。
松沢
意味が成せないの?
松崎ま
うん、twitterから大分ずれてしまってますけど。
松沢
でも、こういうことをつぶやけばいいんじゃないですか。

〜twitterと映画の相性〜

松崎ま
でも、三浦君とかさ、松沢さんて(twitter)やってないわけじゃない。
松沢
はい。
松崎ま
何かやってみようとか、思ったりは全然しないですか?
三浦
今話を聞くまでは、そんな興味なかったんですけど、松崎(ま)さんの話を聞いて、そういう繋がりとかいいなあっていう感じは受けました。
松沢
やれば多分、面白いのかもしれないですけど、面倒くさい。
掛尾
あれですよね、三日に一回ぐらいやってる程度じゃ駄目でしょうね。
松崎ま
駄目でしょうね。
松沢
毎日?
松崎ま
タイムラインをずっと追うのを諦めないとやれないとか、いろいろあるんですよ。つい(タイムラインを)追っちゃうじゃないですか、そうすると時間いくらあっても足りなくなっちゃうんですよね。だからこれは冗談ですけど、そのうちtwitter離婚とか出てくるぞとか誰か言ってたけど、俺もそういうこと起きるんじゃないかな、と思う。
松沢
夫婦間の言葉も全部twitterで?
松崎ま
うん、それもあるかも。あと、twitterばかりやってると「あんた何ずっとtwitterやってんのよ!」ってみたいな話になるじゃない絶対。既にそういう兆候がある、うちとか(笑)
松沢
大丈夫ですか?
一同笑
松崎ま
僕は、一緒にお仕事してるタレントさんが(twitterを)やってるから、ちょっとお付き合いと思って始めたら、結構映画関係の方々とのやりとりが・・・例えばシネマ通信の関係者の人だったりとか、映画ライターの人ととか、それこそ自主映画の監督さんとが繋がってきて“面白い、面白い”ってなっちゃって。あ、元シネカノンの社員とか。ちなみに、この人知ってる人じゃんって、後で分かった(笑)
ただ、あんまり迂闊に映画の悪口書けないっていうのもあって、立場的な問題もあって。
松沢
なるほど。つぶやきたいけど、つぶやけない。
松崎ま
関係ない人は問題ないけど、立場考えると、やっぱそこまで書けないとかっていう場合もあったりもする。でもそれは自分なりのルールでしかないから・・・。自分の中であるのは「今から●●観ます」とか書いたりするんですよ。で、観た後に、俺が感想書いてなかったら、そういう意味だと思ってくれみたいな。言ってないけど、分かってる人は分かるかなと、面白ければ、何か書くから。
松沢
なるほどー。
松崎ま
例えば「今から『シャッター・アイランド』の試写です」って、書いてその後何も書かないとか。
掛尾
大変だよね、始めちゃうと。
松崎ま
そうですね、うん。
掛尾
どうなんですかね、増えるんですかね、これから。
松崎ま
あるピークに一回いって、その後ちょっと落ち着くかな。ただ恒常的なものになる可能性があると思います。何だろうな、mixiよりは廃れにくいんじゃないかなっていう気が。
松沢
mixi今だめなんですか?
松崎ま
いやそうでもないけど、twitterの登場と共に明らかにsnsの方は利用者が減ってます。
松沢
そうなんだ。
松崎ま
やっぱりみんなTwitterの方に移っちゃうんですよ。
関係者
mixiとかゲームの方に行っちゃってる。
松沢
なるほどー。
松崎ま
で、mixiと比べると炎上はしにくいんですよ、twitterの方が。ちょっと(140文字)だから、映画とそんな相性悪くない筈なんですよ、恐らく。繋がりを作ってくっていうのとか、感想のやりとりとか、情報もありますから。面白いのは、書き手の中でアメリカの制作情報の一行制作情報とかをパッと上げる人がいるんですよ。今日見たのは、ロバート・デニーロが『ミッドナイト・ラン』のリメイクに乗り出すっていう。
松沢
へー。
掛尾
今後いろんな悪用も出てくるでしょう。
松崎ま
偽情報ですか。ただ、情報量が多いから、それが間違いだということに気づいた人がいたら、一斉に否定されてしまうという要素がtwitterは強い筈なんですよ。そうは言っても、そういう事故は起きる可能性は絶対あるけれど。

(完)


<これまでの座談会>

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